【季節の変わり目は腸を整えよう】脳腸相関って何?
夏の疲れは心身ともに残りやすいため、季節の変わり目は心の不調がおこりやすくなっています。
腸を整えて、この時期を元気に過ごしましょう。
★腸の状態は脳の状態を左右する
緊張したり、ストレスを感じたりすると、下痢や便秘になってしまった経験はありませんか。これは脳が自立神経を介して、腸にストレスの刺激を伝えるからだそうです。
逆に、腸の機能が滞っていると、不安感が増し、行動や食欲などが変化することが分かっているそうです。
脳と腸が互いに影響を及ぼし合う関係にあることを「脳腸相関」といい、近年の研究から腸内細菌が関与していることが分かってきたそうです。
★腸内細菌が乱れるとメンタルにも悪影響
人の腸内には、約100〜1000種類、約40〜100兆個、約1.5kgもの腸内細菌が生息し、栄養補給や病原菌の繁殖抑制など、わたしたちの健康維持に大切な役割を果たしています。
季節の変わり目の体調変化や食生活などで、腸内細菌の総菌数が減少したり構成比が変化したりすることを「ディスバイオシス(Dysbiosis=腸内細菌が乱れた状態)」といい、便秘や下痢などのトラブルだけでなく、心身症などメンタルヘルスにも影響するそうです。
★腸を元気にする「シンバイオティクス」
腸の健康のために、ヨーグルトなど生きた菌(プロバイオティクス)を摂っている人も多いでしょう。私も毎晩の食事に摂っています。
ただ、生きた菌は定着せずに体外に排出されることも多いため、もともと腸内に棲む善玉菌のえさ(プレバイオティクス)も一緒に摂る「シンバイオティクス」が腸内環境に有効です。
つまり、ヨーグルトと善玉菌の餌となる食物繊維やオリゴ糖などを一緒に摂ると良い。
★こんな不調はディスバイオシス傾向(腸内環境を整えよう!)
【Check表で確認】
□ 最近、下痢か便秘気味
□ 冷たい飲み物ばかりのんでいる
□ 脂っこい食事が好き
□ 甘ものが好き
□ 野菜など食物繊維をほとんど食べない
□ ヨーグルトや納豆など発酵食品をあまり食べない
□ 食事の時間が不規則
□ 睡眠時間が短い
□ 就寝と起床時間が不規則
□ イライラが多い
□ 運動を余りしない
※チェックが多いほどディスバイオシス傾向です。
皆さんも腸内環境を整えて健康寿命を伸ばしましょう!
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