【野草】意外な効能を持っていた「スギナ」
訂正【雑草】⇨【野草】
備考:雑草という名の草はなく、全てに名前があり「雑草」ではなく「野草」としました。
いつも草抜きをしていて、抜いても抜いても直ぐに生えてくる生命力半端ない「スギナ」に意外な効能を持っている事を知りましたので、情報共有させて下さい。
「スギナ」ってどんな植物?
(今迄、厄介な野草としか思っていませんでした。)
学名 Equisetum arvense(エクイセトゥム アルウェンセ)
和名 すぎな(杉菜)
生薬名 門荊(モンケイ)
科名 とくさ科 / トクサ属(トクサ属に属する多年草)
ハーブ名 Field horsetail(フィールドホーステール)、Common Horsetail(コモンホーステール)
産地・分布 ユーラシア、北米大陸
スギナは、ツクシが成長した後に生えてくる草のことです。
別名「地獄草」ともいわれ、とてつもなく生命力が強い雑草としても知られています。
太平洋戦争で広島に原子爆弾が落とされたとき、一番初めに生えてきたのがスギナだといわれています。
畑や空き地などあちこちにはえてくる厄介な雑草という印象のスギナですね。
実は、とっても身体にいい成分を豊富に持っている植物でした。
★どんな効能がある?★
(スギナには特に現代人が不足しがちな、ミネラルが豊富)
1.ケイ素が豊富に含まれていて以下の効能があります。
・育毛(抜け毛予防にも)や白髪の予防に有効
・爪や歯を育成し、骨粗鬆症対策にも有効
・ガンや生活習慣病の予防になる
・血管の若返り効果がある
・口臭や体臭の予防に効果がある
・睡眠の質が向上に有効
2.カルシウムはほうれん草の155倍
・自律神経の乱れを整えてくれる作用がある
3.リン、カリウムは5倍
・カリウムには利尿作用があるため、むくみや高血圧の改善に役立つ
4.マグネシウムは3倍
という驚くべき栄養素を含んでいます。
メリットばかりを伝えるとデメリットもある事を知って頂く必要も有りますね。
★デメリットは無いの?★
1.お茶でいただく程度(1日に急須1.2杯程度)なら大丈夫ですが、あまり多量に飲みすぎると、チアミン欠乏症(ビタミンB1欠乏症)となる恐れがあるので気をつけましょう。
2.また、腎臓や心臓に疾患がある方、ニコチン過敏症の方、妊娠、授乳中の方、スギナに対してアレルギーがある方などは使用を控えましょう。
※効能が凄いからと言って飲み過ぎは逆効果となる恐れがあるという事も知りました。
※その他心配なことがある方は医師に相談してください。
最後に、メリットとデメリットを考えて庭のスギナを有効活用して行きたいと思います。
先ずは、スギナを摘んで天日干しからスタートします。
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