【ツボ療法】頭痛に効く 足のツボ
前回は、頭痛に効く「手のツボ」を紹介しましたが、今回は「足のツボ」を紹介致します。
原因不明の頭痛の中で、人を悩ませているのが最も多いものの一つが偏頭痛でしょう。
体験していない人には分かり難いのですが、片頭痛が起きると、頭の片側にズキンズキンと拍動性の痛みがおこり、30分からときには何時間も続きます。
仕事中は勿論ですが、立っている事や自動車の運転なども出来なくなり、痛みが鎮まるまで横になって休んでいなければならないと言う人が多いです。
こうした片頭痛に対して、残念ながら現代医学の治療は、あまり有効とは言えないのが現状です。
しかし、ツボ療法には、「臨泣(りんきゅう)」と言う偏頭痛の特効ツボがあります。
★臨泣のツボの位置
足の甲の骨と骨の間に窪みに有ります。
★臨泣のツボの探し方
足の甲の第4指と第5指の付け根の間に手の指先を当て、足首に向かって滑らせていきます。
すると、第4指と第5指の間の骨と骨とが合わさる部分の手前で指が止まります。
ここが、「臨泣のツボ」で押すと強い圧痛を生じる部分です。
なお、この「臨泣のツボ」は、片頭痛の他、生理不順、乳腺炎、心臓病などの治療にも用いられます。
★指圧のポイント
・先ず、偏頭痛が起こっているのと同じ側を刺激します。
・手の親指の先を「臨泣のツボ」に当て、3秒ほど強く押したら、1秒間は休むという刺激を繰り返します。
・なるべく強く、ツボの圧痛が片頭痛の痛みを上回るほどの力で押しましょう。
・強めの刺激を3分間も続けていると、ひどい偏頭痛も軽快になるはずです。
・痛みが全く軽くならないというときは、左右反対のツボを刺激します。
・殆どの人は、偏頭痛と同じ側の刺激で改善しますが、稀に左右逆に反応が出る人がいます。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。