【健康】糖尿病治療の原点は、食事療法が大事
様々な糖尿病治療の中で基本となるのが食事療法です。
食事療法と言うと「節食」や「我慢」といったイメージがあるかも知れませんね。
極端な食事制限では長続きしないですよね?
継続して行くためには、無理をしない事が大事です。
「本日(2023年5月17日)、食事療法について調べてみました。」
★食事療法のメリット★
合併症予防にもっとも効果的な治療法が食事療法です。
しっかり食事療法を行えば、薬物療法や運動療法の効果も向上します。
また、2型糖尿病では大部分の患者さんが食事療法だけでも病状の改善が得られます。
★食事療法の4つのポイント★
1.食事のタイミング
1日3食、規則正しく食べることが大事です。(食事と食事の間隔をとる)
(例:朝食は6時、昼食は12時、夕食は18時)
2.エネルギー量を守る
必要以上に食べすぎない事が重要です。
成人男性と女性の必要カロリーは、身長、体重、年齢、身体活動レベルなどの割り切りによって異なります。以下に一般的な目安を示しますが、個人差があるため、詳細な計算やアドバイスを得るには医師や栄養士に相談することが肝心です。
一般的な目安として、成人男性の一日の必要カロリーは、約1400~2000kcal程度です。 成人女性の一日の必要カロリーは、約1200~1800kcal程度です。妊娠中や授乳中の場合などは、より多くのカロリーが必要になることがあります。
また、カロリーを正しく摂取するためには、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。例えば、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなど、多様な栄養素を含む食品をバランスよく摂取することが応じます。
3.食品のバランス
一定のエネルギー量で必要な栄養素を満たすために、栄養配分を考えましょう。
4.炭水化物(糖質)の量に注意
血糖値に影響を及ぼす糖質の量を意識しましょう。
「次に、なぜ高血糖になるのかを調べてみました。」
食事をすると血液中の糖(血糖)が増えます。
通常は適切なインスリンの働き(血液中の等を細胞に運ぶ役目)で細胞に取り込まれ、エネルギー源(ブドウ糖)となります。
ところが食事を摂りすぎたり、インスリンの働きが悪いと、血液中の糖濃度(血糖値)が高くなります、この状態が続くのが糖尿病です。(インスリンが足りないと血液中に余って高血糖になってしまう。)
「あなたは大丈夫?こんな食べ方は要注意」
1.早食い
(満腹中枢が満腹を感じる前に必要以上に食べすぎてしまう。)
2.食事の回数が少なく大食
(すい臓への負担が大きく、糖尿病悪化につながります。)
3.寝る直前に食べる
(睡眠2時間前は食事を避けましょう。)
4.糖質の重ね食い
(麺類とご飯などの重ね食いは、高血糖につながります。)
「簡易的な必要エネルギーの求めてみましょう」
★標準体重の求め方
身長(◯◯.◯)m ✕ 身長(◯◯.◯)m ✕ 22= 標準体重(◯◯.◯)Kg
例:165cm(1.65m)の人は、1.65X1.65X22=約60kg
★身体活動量(体重1kgに必要なエネルギ量は?)
・軽い作業(デスクワークが多い):20〜30Kcal
・普通の作業(立ち仕事が多い):30〜35Kcal
・重作業(力仕事が多い):35〜 Kcal
★あなたの1日に必要なエネルギー量は?
標準体重(◯◯.◯)kg X 身体活動量(◯◯Kcal)= (◯◯Kcal)
例:標準体重60kgの人で身体活動量が30Kcalなら60X30=1,800Kcal
なかなか完璧に守れないとは思いますが、健康寿命を考えると頑張りたいですね。\(^o^)/
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