#おばあちゃんの知恵袋

生活の知恵や気になった事などを紹介する雑記ブログです。

【終活】自分もいつかは・・・なるかも知れない認知症

私の母は、75歳をすぎた頃から認知症の症状が有りました。


特に、父が亡くなったあとは、口喧嘩する相手がいなくなった事が大きかったかと思いますが、認知症が急激に進んだ感がありました。


母の認知症初期症状かなと思われる事は、以下の項目に該当していたと思います。


1.記憶力の低下:日常的なことや簡単な情報を覚えにくくなり、繰り返し確認する必要が出てくる場合があります。


例:ヤカンを火にかけた事を忘れて火事になりそうな事が何度かありました。


2.言葉の出しにくさ:日常会話や文章作成で、単語が出てこなかったり、言葉が詰まったりすることがあります。


例:子供の名前が思い出せない。


3.時間・場所・人物の認識の困難:時計やカレンダーを見ても、現在の日付や時間を把握できない場合があります。自宅や身の回りの場所を見ても、どこにいるのかわからなくなることがあります。また、家族や友人など身近な人を認識できなくなることもあります。


例:とっくの昔に定年退職した職場に出社したいから車で送っていって欲しいとか言われ、もう退職している事を伝えても信じてもらえなかった。


しかたなく、車に乗せて30分程度あてもなく走って自宅へ戻る事が頻繁でした。


数時間後に同じ様に会社へ行くから乗せてってと言い出し、都度30分くらい走らせてました。


まだ、家族の車で移動しているなら良い方で、たまに徒歩で外出して通りすがりの車を止めて(近所の人とか、親切な人とか)車で遠方まで行ってしまい。目的地の場所も分からないので、乗せてくれた人に遠方で降ろされてしまい、消防団や警察のお世話になったことも数回ありました。


4.判断力や決断力の低下:物事の判断や決断が遅くなり、簡単なことでも決めるのが難しくなる場合があります。


例:知人との約束日時を決められない又は、決めるのに時間が掛かる。



5.行動の変化:日常生活での行動パターンに変化が現れる場合があります。例えば、家族や友人との社交活動が減ったり、家事や趣味に興味を示さなくなったりすることがあります。


例:元気な頃は、外出するのが大好きだったが、自宅でテレビに話しかけたりする様になり、外出しなくなってきた。


これらの症状が現れた場合は、早めに医師の診察を受けることが重要だそうです。


認知症の早期発見と治療は、症状の進行を遅らせたり、生活の質を向上させることができますので、些細なことでもちょっと変だなと思ったら受診させてください。


私の母も少しづつ症状が悪化して行ったので、認知症なのか分からない感じでした。


後で振り返ると、あの時から症状が出ていたのかなって思う感じです。


母の晩期は、私の名前すら思い出せない状態でした。


思い出すと、涙が頬をつたいます。


母に親孝行してあげられたのかな・・・とか


母は幸せだったのかな・・・とか


もっと親孝行してあげられなかったのかな・・・とか


悔やむ気持ちでいっぱいですが、今は、天国で楽しく友達と談笑しているのかな・・・そうあって欲しいと願っています。


「私の終活」のひとつとして考えました。


★自分もいつかは認知症になるかも知れないと考え、発症しても家族が困らないように紙や電子データにして託したいと思います。